HOME | 校友会のご案内 | 逗子開成 会報「開物成務」発刊30周年

校友会会報「開物成務」創刊30周年特集

会報の創刊号が発行されたのは1990年(平成2年)4月1日。
校友間の情報交換や親睦に、また校友と母校を結ぶ絆に会報を発行することになったと創刊号の編集後記に記されている。
題字名は校友会常任幹事20人のブレーンストーミングの結果「開物成務」と決まり、題字を当時の理事長の徳間康快氏に揮毫して頂いた。
紙面から校友会の30年の歴史を振り返ってみた。
※画像はクリックすると拡大してご覧いただけます。


創刊号(1990年4月)


1面は正門から見た母校、佐藤忠司校友会会長と澄田秀夫校長のあいさつ。石川栄三郎前校友会会長の訃報も。
創立85周年記念事業の一環として建設された85周年記念講堂(現在の徳間記念講堂)が1988年に、また海洋教育センターが1989年に完成。

第2号(1991年5月)

校友会会長に滝川登氏(35期)。
徳間康快理事長インタビュー。
地区会会長紹介(敬称略)東京会・飯沼久範(35期)、川崎会・安藤嘉一(34期)、横浜会・斉田安道(31期)、横須賀会・田中達郎(40期)、三浦会・佐藤日出男(39回)、葉山会・小峰和夫(43期)、逗子会・佐藤忠司(34期)、鎌倉会・安田昇(42期)、湘南会・武富和夫(高4回)、東北会・山内喜代嗣(31期)。 
また、校友会役員の氏名も掲載(敬称略)。 
○顧問 徳間康快(33期・本学園理事長) 、澄田秀夫 本学園中学・高等学校長、清川謹三(26期・鎌倉女学院理事長・校長) 
○相談役 新藤貞秋(20期)、角田三郎(28期)、木村常夫(28期)、村松治郎(29期) 、美才治義雄(34期) 
○会長 滝川登(35期) 
○副会長 田中達郎(40期)、佐藤忠司(34期)、斉田保道(31期)、安藤嘉一(34期)、安田昇(42期)、小峰和 夫(43期)、山内喜代嗣 (31期) 
○監事 飯沼久範(35期)、佐藤日出夫(39期) 
○会計 武富和夫(高4回)、岡村純一郎(高4回) 
○常任幹事 石井久夫(35期)、鈴木稔(35期)、吉村三善 (38期)、大野昭治(39期)、 角田実(40期)、川瀬喜之(41期)、佐藤三郎(42期)、 関野康允(43期)、岡田英昭(高2回)、吉野進(高3回)、鬼島三男(高4回)、 小峰八郎(高5回)、行谷喜平(高5回)、宮内良雄 (高5回)、八住侑男(高6回)、畑山芳一(高8回)、 山田能通(高10回)、四宮洋二(高12回)、鈴木士郎(高12回)、木村憲司(高14回)、望月正章(高16回)、柴田一男(高21回) 
○事務局 書記 斉藤友一(高10回)、遠山智也(高10回)、会計 渋谷伊八郎(高11回)

第3号(1992年1月)

職域会として、横須賀教職員逗子開成会と神奈川県職員校友会の紹介。
校友議員で組織する「政友会」総会開催。

第4号(1992年5月)

澄田秀夫校長インタビュー。
母校85周年記念事業募金を1987年から1991年の5カ年計画ですすめ、2,509名の応募者から1億2353万4880円の支援。

第5号(1993年1月)

逗子開成野球部が第74回全国高校野球選手権大会で強豪チームを相手に7年ぶりに第4回戦まで進出。

第6号(1993年5月)


4月18日(日)、母校体育館で逗子開成学園創立90周年記念式典。在校生の父母や校友会役員など関係者1600人が出席して90年の歴史を振り返りながら祝福した。

第7号(1994年1月)

「真白き富士の嶺」を文献や参考資料をもとに特集。

第8号(1994年5月)

校友会総会で年会費制導入を決議。一人当たり2,000円を地区会ごとにまとめ、本部に一括納入することとなった。

第9号(1995年1月)


校友名簿を発刊。約700ページに91年間の卒業生24,300名余りを収録。

第10号(1995年5月)

木造の旧図書館跡地に新校舎が完成、同時に道路沿いに50本の桜並木が完成。

第11号(1996年1月)

地区会特集として、各地区会総会などの活動紹介、また同期会の活動紹介。

第12号(1996年5月)

高田勲校長就任。川崎会会長・安藤嘉一氏(34期)逝去。

第13号(1997年1月)

校友会会長に田中達郎氏(40期)を選出。

第14号(1997年5月)

高田勲校長と田中達郎校友会会長が対談。

第15号(1998年1月)

逗子開成学園創立95周年記念式典を挙行。(1997年10月25日)

第16号(1998年5月)

95周年を記念して4月から、進学校としては画期的な週5日制を実施。

第17号(1999年1月)

前年4月から校舎隣接のNEC保養所を買収し、セミナーハウスとして運用開始。

第18号(1999年5月)


1964年に制定し、1990年に一部改正した校友会会則を現状に合わせ改正案を作成し校友会総会で承認された。
コンピュータ教育研究所が完成。

第19号(2000年1月)

文部大臣、厚生大臣を務めた校友の橋本竜伍氏のご子息で元総理、衆議院議員の橋本竜太郎氏が母校で「21世紀を迎えるにあたって」のテーマで講演、次世代を担う生徒を激励。

第20号(2000年5月)

母校創立100周年記念事業を全うするための募金活動始まる。

特別号(2000年5月)

3月、徳間康快理事長に、100周年を迎える逗子開成の今とこれからを聞く。9月20日、徳間理事長急逝(78歳)。11月8日、母校体育館でお別れの会。

第21号(2001年1月)

理事長に澄田秀夫氏が就任。
会報「開物成務」の題字が前年3月に徳間前理事長が執筆されたものに新たになった。

第22号(2001年5月)

100周年記念事業の一環、新プールが完成し「逗子開成学園2001プールおおぞら」と命名。

第23号(2002年1月)

校友会ホームページ開設。
鎌倉会会長、斎藤俊男氏(高2回)逝去。

第24号(2002年5月)

2001年12月、高田勲氏が母校理事長兼校長に就任。

第25号(2003年1月)

逗子開成100年の歩みをまとめて掲載。100周年記念事業進む。
校舎を全面改修工事、校庭は混合砕石の「グリーンサンド」で整備。

第26号(2003年5月)


2,000人余りが参列して盛大に100周年記念式典を行う。
校友会が100周年記念 事業として、創立者で初代校長であった田邊新之助先生の遺徳を偲び顕彰することを企図し、その小伝を編纂発行。

第27号(2004年1月)

校友会主催による音楽祭が大規模に開催(2003年6月)。谷啓氏(高3回)、ジョージ山下氏など総出演者は130名。

第28号(2004年5月)

学校長に横山春夫氏が就任。
鎌倉・稲村ケ崎海浜公園内に1964年に建設された「真白き富士の根」記念碑の台座修復工事が終わり献花祭を行う。

第29号(2005年1月)

校友会会長に竹腰正保氏(高3回)を選出。

第30号(2005年5月)

母校セミナーハウス内に校友会事務室が設けられた。

第31号(2006年1月)

学園理事長に小泉一郎氏(高4回)が就任。
八方尾根遭難から25年、事故を振り返る。

第32号(2006年5月)

小泉新理事長に聞く。
校友会前会長・田中達郎氏(40期)、校友会前副会長・川瀬喜之氏(41期)逝去。

第33号(2007年1月)

校友会総会の返信はがきで寄せられたメッセージ紹介。

第34号(2007年5月)

校友会の現状について。全校友28,000名のうち消息判明17,000名(60パーセント)、消息不明7,200名(26パーセント)、物故者3,000名(14パーセント)。

第35号(2007年9月)

母校創始者、田邊新之助先生の御令孫、田邊力氏ご夫妻が南米ブラジルから来日。母校や鎌倉女学院、寿福寺の墓所をご案内。

第36号(2008年1月)

校友会常設委員会の活動紹介。
鈴木竹柏氏(30期)、1994年秋の叙勲に続き文化功労者に顕彰される。

第37号(2008年5月)

1951年の小田原〜横浜間高校駅伝の結果を報じた「逗子開成新聞」から。「園田・牛尾の力走空し、本校4位に甘んず」。

第38号(2008年9月)

第16代校長に袴田潤一氏が就任。

第39号(2009年1月)

2005年から資料の収集、分類・整理、編集を重ねてきた校友会史が完成。 
吹奏楽部創立80周年記念演奏会(2008年11月、神奈川県民ホール)。陸上競技部90年記念誌発刊。東京会前会長・飯沼久範逝去。

第40号(2009年5月)

生涯演劇マン「劇団河童座」、鈴村健二氏(高3回)。高崎隆治氏(37期)が横浜文学賞受賞。

 2009年校友会総会でのひとコマ

第41号(2009年9月)

イタリアで開催された「2009年国際FJ級ヨット世界選手権大会」で、高3の下平悠夏君・市川拓海君ペアが優勝。

第42号(2010年1月)

学園理事長に立川丈夫氏が就任。
ボート遭難事故から100年を迎えて(前理事長・小泉一郎氏)。
国内標準規格のフットサルコートが完成(2009年9月)。
逗子開成学園研修センターを開設(2009年10月)。

第43号(2010年6月)

校友会会長に千葉琢巳氏(高10回)を選出。
ボート遭難百年忌追悼式開催。
東北会初代会長・山内喜代嗣氏(31期)逝去。

第44号(2011年1月)

在校生クラブ活動紹介で野球部が1992年以来18年振りに4回戦進出。渡部泰雄(谷啓)氏(高3回)逝去。

第45号(2011年6月)

東日本大震災で被災された地域の一日も早い復興を願い、校友会が校友から救援金を募り、日本赤十字社に寄託。
母校吹奏楽部と海上自衛隊がジョイントコンサート。

第46号(2012年1月)

野球部OB会が現役野球部に硬式ボールを寄贈。大震災被災地の岩手県立山田高校を招き野球親善試合と演奏会。

第47号(2012年6月)

第17代校長に高橋純氏が就任。
創立110周年シンボルマークと標語・スローガン「未来の海に船を出せ!」決まる。

第48号(2013年1月)

高4回・傘寿を機に最後の同窓会。
五期会広報誌が60号達成。

第49号(2013年6月)

創立110周年記念式典開く(4/18)。
中学校・高等学校吹奏楽部とOBによる「創立110周年記念コンサート・輝ける未来への序曲」開催。
高校ヨット部全国高校総体準優勝。
逗子会会長・岡村純一郎氏(高4回)逝去。

第50号(2014年1月)

ボート遭難事故から103年、犠牲者をしのぶチャリティー音楽祭開催(2013/8/16)。
開成剣友会(剣道部OB会)が創立50周年。

第51号(2014年7月)

校友会会長に志村政俊氏(高17回)を選出。
OBが慶応義塾大学、明治大学のヨット部主将に。 
先生のあだ名と思い出(高16回生の時代)。

第52号(2015年1)

吹奏楽部OBと吹奏楽部生徒による合同演奏会(2014/11/9・横須賀市文化会館)。
ニュージーランドでワインを生産する、岡田岳樹氏(高49回)

第53号(2015年7月)

校友会から故徳間康快元理事長・校長の肖像画を母校に寄贈。描いて頂いたのは岩佐直樹先生。
校友会による表彰制度を新設。
葉山港で開催された国際FJ級選手権大会兼第33回全日本FJ級選手権大会レースは52艇で全11レースを行い、逗子開成高校が優勝、準優勝という快挙を達成。

第54号(2016年1月)

東京オリンピックに出場した校友からオリンピックユニホームを母校に寄贈。 
葉山新港での校友会イベント、クルージング大会に80名を越す校友が参加。
山田眞司先生ご逝去(2015/11/3)

第55号(2016年7月)

校友会が生徒への支援・助成策の一環として「奨学生支援制度」を創設。

第56号(2017年1月)

医系を目指す生徒、保護者を対象に行われた「医・歯・薬・獣医学部説明会」で、校友の西井鉄平氏(高46回・横浜市立大学附属市民総合医療センター呼吸器病センター外科助手)が講演。

第57号(2017年7月)

校友会が海外にチャレンジする生徒を支援するために「海外留学生支援制度」を新設。

第58号(2018年1月)

学園理事・評議員に志村政俊氏(高17回)、評議員に山尾訓一氏(高16回)と後藤寿一氏(高19回)を選任。
52会(高29回)が坂田先生と共に前年に続き八方尾根慰霊登山。
葉山新港での校友会イベント、クルージング大会に100名を越す校友が参加。

第59号(2018年7月)

校友会が生徒たちのクラブ活動の活発化に役立つために「クラブ活動助成制度」を新設。
吹奏楽部90周年記念演奏会(2018/4/8・横須賀市文化会館)

第60号(2019年1月)

高校ヨット部、福井国体男子420級で46年ぶりの優勝。全国高校総体では34年ぶりの優勝と素晴しい結果を残す。
高校演劇部は4年連続県大会出場と最優秀賞の快挙。

第61号(2019年7月)

高校演劇部、全国大会出場へ。ヨット部は高校総体出場決定。
卒業10年・11年目と20年・21年目の校友を対象に、母校主催で「ホームカミングデー」開催。(5/11)

第62号(2020年1月)

逗子開成学園理事会、評議員会において理事長に志村政俊氏(高17回、校友会会長)が選任された。(12/7)
高校演劇部が第43回全国高等学校総合文化祭兼第65回全国高等学校演劇大会(佐賀大会)で、最優秀賞を受賞。(7/27〜29)
高校ヨット部が茨城県・霞ヶ浦特設セーリング会場で開催された国体少年男子420級で3位入賞。(9/29〜10/2)

第63号(2020年7月)

令和2年度校友会総会は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発せられたため、5月30日の開催を中止し、資料郵送による議案の書面審議とはがきによる賛否評決により総会を実施した。
6年間に亘り校友会会長を務め、学園理事長となった志村政俊氏の後任として、校友会会長に後藤寿一氏(高19回)を選任。
新型コロナウイルスの影響を受け、逗子開成中学校・高等学校は休校や分散登校を。校友会も校内での常任幹事会などの開催を中止した。

校友会は、地区会を軸として、同期会、クラブOB会などと連携しながら様々な活動を通して校友の輪を広げています。