活躍する校友紹介

2021年衆議院議員選挙で当選した校友紹介


 2021年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙で2名の校友が、それぞれの選挙区で有権者の信認を得て当選しました。
 当選されたお二人に寄稿いただいきましたのでご紹介するとともに、今後の国政での活躍を見守り、応援してまいりたいと思います。

衆議院議員(神奈川県第1区選出 立憲民主党) 

しのはら豪(高45回)

 

第49回総選挙・3期・8年目挑戦の闘いに、逗子開成の卒業生として小選挙区当選を目指し、県庁所在地である神奈川第1区で勝利させていただきましたので、ご報告させていただきます。この結果は、これまでご指導いただいてきました高橋純校長、星一郎先生をはじめとする先生方、そして校友会・PTAの皆さまのご支援の賜物であり、改めて頂戴しましたご支援の重みを大切に、一層引き締めて仕事をしてまいります。
 
今次総選挙は前回とは異なり、本気で政権をとろうと挑んだ選挙でもありました。接戦に持ち込めた選挙区が数多くあったと言えますが、初期の目的には程遠いものでした。総選挙の意義は政権交代にあります。その意味で、これからが戦いの始まりです。
 
開成魂を国政の場へ。皆さまのお声を形にすべく、粉骨砕身働いてまいります。より一層のご支援を引き続き賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

衆議院議員(東京都第13区選出 自由民主党)

土田 慎(高61回)

             

志を胸に明るく

 
先般の衆議院総選挙にて、自民党初の平成生まれの議員として初当選させて頂きました。私は志を持って、日々努力をする事を矜持としております。
 
私の志は「誇りに思える日本を次世代にバトンタッチする」ことです。その志を抱いたきっかけは高校時代にアメリカに留学させてもらった事でした。逗子開成では本当に豊富な経験をさせてもらい感謝しております。
 
大学入学後、多々天才を見た中で感じたのは「天才でも定まった目標がないために、才能を発揮出来ずにいる」ということです。失礼な言い方ですが、逗子開成には天才はいません。けれども、凡才が一つの方向を目指して愚直に努力すれば道は開けると考えております。
 
志を成就する為に精進するなかで、私は本当に多くの先輩に引き上げてもらい、今回自民党から選挙に出させてもらい、そして当選させて頂きました。引き立て頂けた要因は中高と剣道部で指導された「誰にでも大きな声で挨拶する」ことだと思っております。
 
私は世襲でも金持ちでもないので、政界で苦難が多々あると思います。それでも志を胸に、そして明るく日々邁進して参ります。

(2022年1月発行/会報66号に掲載)