令和3年度校友会総会(書面審議結果)
審議・表決をお願いした校友及び結果は次の通りです。
一、令和元年度および2年度常任幹事72名と令和2年度審議・表決をお願いした一般校友51名の計123名にお願いしました。
二、表決数は常任幹事54名、一般校友40名の合計94名を得て、表決率は76%です。
三、第一号議案(令和2年度事業報告・収支決算書類報告承認の件)、第二号議案(令和3年度事業計画案・収支予算案承認の件)に対しては100%の賛成、第三号議案(役員改選案の件)は1名の反対表決がありましたが98%の賛成が得られ、全議案が承認されました。
なお、表決をお願いしました第1号議案、第2号議案及び第3号議案の資料は次の通りです。
令和2年度事業報告
令和2年度は新型コロナウイルス蔓延により緊急事態宣言やその他日常行動を考慮しなければならない年でした。その結果、常任幹事会はもとより総会の開催もできず一年が過ぎました。
しかし会長、副会長、幹事長を含む少人数で令和2年度事業計画のうち、以下のテーマについての打ち合わせ及び活動を行いなましたのでその結果報告をいたします。
1.校友会本部機能の活性化
(1) 常任幹事会各委員会の機能及び活動の見直し・強化
事業委員会をタスクフォース型に変更し、テーマに応じ各委員会からの常任幹事並びに必要に応じ一般校友からメンバーを選任し、組織を横断的に運営する方式の検討・確立を行いました。
(2) 常任幹事委員数の削減とこれからの情報共有の推進強化を図るため、各地区会長に適任となる常任幹事の推薦を依頼し、会長により選任しました。
2.年会費納入会員の増強
(1) 喫緊の課題として浮上した校友会員名簿システム“海洋”運用の改善を令和3年に入り オンラインミーティングを重ね、新システムはデータベース専門ソフトであるFileMaker Proを採用、会員活性のためのデータ分析など積極活用施策を検討。また現状執行部 のリソース不足を補うため、校友会ホームページで公募した専門知識を持った校友をメインに令和3年5月末には新システムへの移行が完了する予定。
(2) 組織委員会と連動したデータベース活用による更なる会員活性と固定化など会員増強施策を強化する一方、本部常任幹事の一部と各地区会の担当者を合わせて(仮称)IT委員会を立ち上げる。また、積極推進策に加え昨今の個人情報管理の厳格化に対応し、損害保険の付保など周辺管理面も強化しました。
(3) 会費入金者目標1,200名を目指しましたが1,096名で前年比マイナス67名でした。3地区会以外は前年比マイナスで、2地区会はマイナス20名。また高齢の入金者が減る一方、壮年層並びに若年層の入金者の増加はならず、現行システムの根本的な見直しが必要な状況になってきています。
3.財政基盤の強化
グッズ在庫の圧縮として校友会の諸行事が開催できないなか、開成祭が令和2年度唯一の行事であり在庫販売を実施しました。
4.母校・生徒への支援助成策の継続実施
(1) クラブ対外活動支援: 水泳部員4名がインターハイの代替大会である全国都道府県下の各種目の記録会に出場。
(2) 海外留学支援:カナダへの留学1名への支援のみ
令和2年度決算報告
令和2年度収支計算書 | |||
一般会計 単位:円 | |||
科目 | 予算額 | 決算額 | 差異 |
<経常収入の部> | |||
総 会 参 加 費 | 360,000 | 0 | △360,000 |
入 会 金 収 入 | 1,325,000 | 1,325,000 | 0 |
会 費 収 入 | 2,400,000 | 2,192,000 | △208,000 |
地 区 会 員 | (2,200,000) | (2,052,000) | (△148,000) |
個 人 会 員 | (200,000) | (140,000) | (△60,000) |
広 告 収 入 | 100,000 | 90,000 | △10,000 |
事 業 収 入 | 450,000 | 190,900 | △259,100 |
忘 年 会 参 加 費 | 160,000 | 0 | △160,000 |
祝 儀 収 入 | 50,000 | 0 | △50,000 |
寄 付 金 | 200,000 | 120,000 | △80,000 |
前 受 金 収 入 | 8,000 | 8,000 | 0 |
受 取 利 息 | 800 | 732 | △68 |
経 常 収 入 合 計 ① | 5,053,800 | 3,926,632 | △1,127,168 |
<経常支出の部> | |||
総 会 費 用 | 385,000 | 305,481 | △79,519 |
会 議 費 | 10,000 | 4,779 | △5,221 |
事 務 費 | 20,000 | 10,625 | △9,375 |
印 刷 費 | 180,000 | 28,570 | △151,430 |
通 信 費 | 850,000 | 692,117 | △157,883 |
支 払 手 数 料 | 200,000 | 199,365 | △635 |
広 報 費 | 500,000 | 458,700 | △41,300 |
慶 弔 費 | 120,000 | 40,000 | △80,000 |
事 業 支 出 | 300,000 | 0 | △300,000 |
新 入 生 記 念 品 | 130,000 | 134,010 | 4,010 |
卒 業 生 記 念 品 | 510,000 | 505,765 | △4,235 |
活 動 費 | 400,000 | 66,688 | △333,312 |
生 徒 顕 彰 費 | 35,000 | 0 | △35,000 |
奨 学 生 支 援 費 | 50,000 | 0 | △50,000 |
海 外 留 学 生 支 援 費 | 40,000 | 30,000 | △10,000 |
ク ラ ブ 活 動 助 成 費 | 40,000 | 30,000 | △10,000 |
情 報 管 理 費 | 50,000 | 313,518 | 263,518 |
地 区 会 援 助 金 | 1,100,000 | 1,026,000 | △74,000 |
忘 年 会 費 用 | 170,000 | 0 | △170,000 |
前 受 金 支 払 | 10,000 | 10,000 | 0 |
ゴルフ大会収支差額 | 0 | 4,032 | 4,032 |
雑 費 | 5,000 | 131 | △4,869 |
予 備 費 | 30,000 | 0 | △30,000 |
経 常 支 出 合 計 ② | 5,135,000 | 3,859,781 | △1,275,219 |
経 常 収 支 差 額(①-②) | △81,200 | 66,851 | 148,051 |
(その他資金収入の部) | |||
前 期 末 未 収 入 金 | 0 | 0 | 0 |
その他資金収入合計 | 0 | 0 | 0 |
(その他資金支出の部) | |||
前 期 末 未 払 金 | 0 | 0 | 0 |
固 定 資 産 取 得 支 出 | 720 | 643 | △77 |
その他資金支出合計 | 720 | 643 | △77 |
当 期 収 支 差 額 | △81,920 | 66,208 | 148,128 |
前期繰越 収支差額 | 1,019,053 | 1,019,053 | 0 |
次期繰越 収支差額 | 937,133 | 1,085,261 | 148,128 |
令和3年度事業計画
令和2年度事業報告にて述べた通り、昨年度計画は新型コロナの影響で校友会の活動ができず、殆ど成果を上げることができませんでした。
令和3年度も常任幹事会が通常の開催とはならないと思いますが、昨年より活発な活動ができることを期待し、令和2年度に掲げた事業計画の継続推進を図りたいと思います。
よって、令和3年度事業計画は令和2年計画を踏襲した下記の内容とします。
1.校友会本部機能の活性化
(1)常任幹事会各委員会の機能及び活動の見直し・強化
(2)各委員会を横断した会員増強策、財政基盤強化策等の施策立案と実施計画
2.年会費納入会員の増強
(1)会員増強に関する基本方策の検討
(2)年会費払込方法及び管理システムの検討
(3)“海洋”データの有効活用によるターゲットを絞った会員へのアプローチと
“海洋”システムの維持管理負担増の改善
(4)壮年層及び若年層の幹事登用による同世代への勧誘拡大
(5)若年校友の同窓会開催支援等による校友会活動の浸透
3.財政基盤の強化
(1)新開成グッズの開発・販売及び販売手段の検討
(2)グッズ在庫の圧縮と早期の資金化
(3)財政基盤の強化に資する事業、イベントの検討
(4)新たな通信手段を始め、費用削減のための諸対応の検討、実施
(5)会費以外の収入を増やす方策の検討
校友の寄付、卒業生入会金の増額など
4.母校・生徒への支援助成策の継続実施
財政負担は大きいが、校友会の果たすべき役割と認識
但し、財政状況を睨みつつ、実施内容を検討
令和3年度予算計画(令和3年4月1日〜令和4年3月31日)
一般会計 単位:円 | |||
科目 | 予算額 | 摘要 | 2年度実績 |
<経常収入の部> | |||
総 会 参 加 費 | 0 | 懇親会中止 | 0 |
入 会 金 収 入 | 1,305,000 | 261名×@5,000円 | 1,325,000 |
会 費 収 入 | 2,400,000 | 1,200名(地区会1,100名+地区外100名)×@2,000円 | 2,192,000 |
広 告 収 入 | 100,000 | 90,000 | |
事 業 収 入 | 200,000 | 190,900 | |
忘 年 会 参 加 費 | 200,000 | 会費制(40名×@5,000円) | 0 |
祝 儀 収 入 | 20,000 | 忘年会等 | 0 |
寄 付 金 | 100,000 | 校友から | 120,000 |
前 受 金 収 入 | 6,000 | 年会費前納分 | 8,000 |
ゴルフ大会収支差額 | 0 | 開催中止予定 | 0 |
受 取 利 息 | 800 | 定期預金他 | 732 |
経 常 収 入 合 計 ① | 4,331,800 | 3,926,632 | |
<経常支出の部> | |||
総 会 費 用 | 100,000 | 総会資料送付及び審議葉書分 | 305,481 |
会 議 費 | 10,000 | 4,779 | |
事 務 費 | 20,000 | 事務用品費(文房具・コピー用紙・宛名ラベル・インク他) | 10,625 |
印 刷 費 | 50,000 | 総会資料他 | 28,570 |
通 信 費 | 800,000 | 総会案内状・会報郵送費、地区会郵送費補助、会員増強 | 692,117 |
支 払 手 数 料 | 200,000 | 年会費払込料金加入者負担分 1,200名×@170円他 | 199,365 |
広 報 費 | 500,000 | 会報編集・印刷費、取材諸経費 | 458,700 |
慶 弔 費 | 100,000 | 学校行事祝儀、香典等 | 40,000 |
事 業 支 出 | 0 | グッズ制作せず在庫圧縮 | 0 |
新 入 生 記 念 品 | 130,000 | 中学入学祝(校歌等歌集CD) | 134,010 |
卒 業 生 記 念 品 | 510,000 | 高校卒業祝(校章・校名入りボールペン) | 505,765 |
活 動 費 | 150,000 | 常任幹事交通費、同期会・OB会参加費 | 66,688 |
生 徒 顕 彰 費 | 35,000 | コンテスト等入賞者へ校友会賞、持久走メダル贈呈 | 0 |
奨 学 生 支 援 費 | 50,000 | 振興会奨学金制度の補完として、教材費を支給 | 0 |
海 外 留 学 生 支 援 費 | 120,000 | 長期留学生4名×30,000円内定 | 30,000 |
ク ラ ブ 活 動 助 成 費 | 100,000 | 4月から各種目県予選が開始され、3クラブ×20,000円進出予想 | 30,000 |
情 報 管 理 費 | 350,000 | HP維持・管理費、インターネット接続料、新規FileMakerデータ管理料他 | 313,518 |
地 区 会 援 助 金 | 1,100,000 | 1,100名×@1,000円 | 1,026,000 |
忘 年 会 費 用 | 200,000 | 0 | |
前 受 金 支 払 | 8,000 | 年会費前納分 | 10,000 |
ゴルフ大会収支差額 | 5,000 | 大会中止案内 | 4,032 |
雑 費 | 5,000 | 131 | |
予 備 費 | 30,000 | 0 | |
経 常 支 出 合 計 | 4,573,000 | 3,859,781 | |
経 常 収 支 差 額 | △ 241,000 | 66,851 | |
固定資産取得支出他 | 720 | 643 | |
前期繰越金 | 1,085,261 | 1,019,053 | |
次期繰越金 | 843,341 | 1,085,261 |