筑波宇宙センター、首都圏外郭放水路を見学して

  平野 滋(高23回、技術士:経営工学部門)

2021年11月27日(土)、日本技術士会主催の創立70周年記念テクニカルツアーに参加しました。午前中は紅葉真っ盛りの「筑波宇宙センター」の見学、H-Ⅱロケットや展示館の各種人工衛星、国際宇宙ステーション(ISS)の一部である「きぼう」(日本の実験棟)などの展示物を実際に見ると迫力がありました。
高校在学中の将来の夢は「宇宙飛行士」でしたので、宇宙開発の歴史を見て50年前に日本ロケット開発の父「糸川英夫博士」にお会いして直接お話しを伺ったことなどを思い出しました。JAXAでは、新たな宇宙飛行士を2022年3月4日まで募集していますので、「我と思われる方」は応募されてはいかがでしょうか?    
午後からはバスで移動して首都圏外郭放水路、通称「防災地下神殿」を見学しました。テレビのニュースや番組でよく取り上げられるのですが、正確な場所や設備の概要は殆ど知りませんでした。首都圏外郭放水路は埼玉県を通る国道16号の地下約50メートルに建設されており、水を倉松川など地域の河川から取込む「立坑」・地下で水を送り込む「トンネル」・水を弱めてスムーズな排水を促す「調圧水槽」・水を江戸川に吐き出す「ポンプ設備」などで構成されています。写真は「調圧水槽」の柱の下で撮りました。調圧水槽は長さ177m、幅78m、高さ18mの柱が59本も林立する巨大な空間で本当に地下神殿のようでした。調圧水槽の下までは、エレベータがないため116段の階段の下りと登りが必要で帰りは息が切れました。それでも、見学者の中には100歳の参加者もおられたのには感服しました。立坑のキャットウオーク(内側の狭い通路)からも見学しましたが、怖いこわい。早く出たかったです!自撮りした後ろ下に見えるのが、先ほどの地下神殿と言われる調圧水路です。立坑は深さ71m、内径約30m。スペースシャトルや自由の女神像がすっぽりと入るくらいの深さです。
この外郭放水路が着工から13年をかけて2006年6月に完成した事により昔から浸水被害に悩まされてきた埼玉県の中川・綾瀬川流域の防災に大いに役立っています。
 校友会には様々な資格を持った方々が沢山おられます。技術士資格を保有されておられる方がみえましたら、ぜひご一報ください。

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