高校ヨット部 全国高校総体で優勝を含む3部門入賞、国体では少年男子420級で優勝

写真は男子420級で優勝した逗子開成Aチームの国見有、金光浩志両君です。 写真提供「和歌山県セーリング連盟」
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高校ヨット部顧問、内田先生から校友にメッセージをいただきました

 はじめに、校友会の皆様からの物心両面にわたるご支援に心より御礼申し上げます。今回の遠征にも助成をして頂きました。本当にありがとうございます。
 既報の通り高校ヨット部は、8月に和歌山県で行われました全国高校総体において、優勝を含む3部門入賞(男子420級優勝、男子レーザーラジアル級5位、学校対抗4位)を、また9月末から10月初めの福井国体では、本校チームが神奈川県代表として、少年男子420級で優勝を成し遂げることができました。インターハイでの優勝は昭和59年の秋田大会以来34年ぶり、国体での優勝は昭和37年以来実に56年ぶりの事です。インターハイでは大会中、会場に響き渡る逗子開成の校歌、応援歌を聞き私も大変誇らしい気分でした。
 実は高校ヨット部に新入生が入部すると、最初に練習することは校歌と応援歌(春鎌倉、黒潮、函嶺の空、浪子さん)を覚えることです。部員たちは毎レース、校歌、応援歌、エールで選手を送り出す伝統があるのですが、全国大会でこのような応援をする学校も最近では逗子開成ただ一校となりました。私は変化の激しい時代にあっても、守るべきものは必ずあると信じています。母校への愛着、誇りなどというものは教えようと思って伝えられるものではありません。長い伝統や日々の活動のなかで自然と育まれるものなのです。いずれにしましても高校生が自分の学校の校歌を堂々と大声で歌えることは素晴らしいことではないでしょうか。
 それともう一つ全国で志を同じくする仲間の先生方、素晴らしい生徒さんの存在も忘れることはできません。とかく競技成績ばかりが重視されがちですが、学校教育活動の一部である部活動においては、人づくりこそが第一の目的であるべきです。一つの勝利に驕ることなく、同時に成績が振るわない時でも必要以上に落ち込むべきではありません。勝敗に関わらずレースの現場には、数多くの学びの機会が溢れています。全国の多くの先生が本校の生徒を本気で叱り、本気で励ましてくれています。逗子開成高校のヨット部員はそうやって他校の仲間とも共に切磋琢磨し育てられているのです。
 私共高校ヨット部は世界に扉を開き、今後も潮風に鍛えられた心身ともに健康な若者を社会に送り出していきたいと考えております。
 結びに大会役員業務で自由の利かない私と共に、チーム運営を支えて頂いている加藤、吉田(真)の両先生に最大限の賛辞を送りたいと思います。「これからも共に頑張りましょう!」甚だ力量不足の私共ですが、どうか今後ともご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


                                 平成30年10月5日
                                  高校ヨット部
                                  顧問 内田 伸一